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【日商簿記1級に受からない】60点代で停滞するのは、ケアレスミス対策の甘さが原因

60点台と70点の差はケアレスミスを克服できているかどうかで決まると言っても過言ではない。

日商簿記1級の本試験で70点を超えるには、ケアレスミスの克服はかかせません。

ぶんぶん

私は生まれつき不注意の特性が強いので、簿記1級の勉強にはかなり苦戦してきました。

本記事の内容は、このような方に向けて書いております。

  • なかなか日商簿記1級に受かれない
  • 勉強が苦手
  • ケアレスミスが多い
  • 本気で日商簿記1級に受かりたい

今回はそんなあなたに向けてケアレスミスの減らし方を解説していきたいと思います。

参考にして頂ければ幸いです。

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目次

ケアレスミスの改善が難しい理由

「ケアレスミスの改善が大事」というのは、受験生の多くが分かっているはずですが、ケアレスミスの改善は難しくてなかなか減らすことができません。

ケアレスミスの改善が難しい理由。

  • ケアレスミスは本番の緊張感の中で初めて出るものだから気づきにくい。
  • ケアレスミスの改善は、集中力を使うため疲れる

ケアレスミスは本番の緊張感の中で初めて出るものだから気づきにくい。

ケアレスミスは、緊張していない時に出るのではなく、緊張している時にでるものです。

緊張していない時に出るミスは、ケアレスミスでなく、理解不足や反復不足によるものです。

「理解していたのに、緊張のせいで解けなかった」

これがケアレスミスです。

まずは、ケアレスミスなのか、理解不足なのか判別することが大事です。

ケアレスミスの改善は、集中力を使うため疲れる

ケアレスミスをしないように問題を解くというのは、集中力を要します。

つまり、ケアレスミスの改善は疲れるのです。

多くの人が、無意識のうちに妥協してしまうため、なかなかケアレスミスが減りません。

知らず知らずのうちに怠けてしまっていないか要チェック!

発揮力を鍛えよう

では、ケアレスミスを最小限に抑え、合格点を超えるにはどうしたらよいのでしょうか?

それは『発揮力』を鍛えることです。

ある程度簿記を理解していれば60点台は到達できるのですが、70点の壁をなかなか超えることができません。

ぶんぶん

70点の壁を超える鍵となるのが『発揮力』です。

あなたがなかなか60点台から抜け出せないのは簿記を理解していないからではなく、発揮力を鍛えていないからです。

発揮力を鍛えるには正しいマインドで試験に挑む必要があります。

受験やスポーツで結果を出してきた方々は感覚的にそれが理解できていますが、何かに全力で取り組んでこなかった私は、それを感覚的に理解することから始まりました。

発揮力を鍛えるには正しいマインドで勉強する必要があります。

発揮力を最大化するための簿記1級に対するマインド

何度受験してでも受かってやるという意思

正直、日商簿記1級に1回や2回で短期合格できる人は少ないです。

しかし、コツコツ継続すれば努力が報われる試験でもあります。

「何回も受験しないと受からないのか…」と悲観的な捉え方をされた方。

逆に「何回も受験すれば受かる試験なんだ!」と楽観的な捉え方をされた方もいらっしゃるかと思います。

日商簿記1級の試験に向いていいるのは後者です。

気持ちが強い人は、本試験で力を発揮しやすく、反対に1回や2回落ちて諦めてしまうような人は、本試験で力を発揮できません。

ぶんぶん

「絶対に合格してやる」という確固たる意志が大切!

ケアレスミス=勉強不足と考える

ケアレスミスをケアレスミスと思っているうちは改善できません。

特に「緊張感のない中でのケアレスミスは理解不足」と捉えた方がよいでしょう。

私もたくさんのミスをしてきましたが、長期間の受験経験を経て改善できました。

  • 解答が千単位で求められているのに、円単位で答えてしまった。
  • その都度四捨五入とあるのに、最終的な数値を四捨五入した。
  • 営業利益の増加額を問われているのに、増加後の営業利益を答えた。
  • 有利差異を不利差異と間違えた。
  • 営業利益を求められているのに、貢献利益を答えてしまった。
  • 単位原価を求められているのに、原価の総額で答えてしまった。
  • 電卓の数字を解答欄に書き写す際に桁を間違えた。
ぶんぶん

過去にしたケアレスミスくらい頭にすべて叩き込んでいるくらいでないと本番で力を発揮することはできません

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ケアレスミスの具体的な減らし方

ミスの細分化

ミスには大きく分けて2種類あります。

  • 理解不足や反復不足によるミス
  • ケアレスミス

まずはケアレスミスによるミスなのか、理解不足によるミスなのか判別していくことから始まります。

理解不足や反復不足によるミスは、テキストや問題集に戻って『基礎に立ち戻る』ことで改善できます。

ぶんぶん

緊張感のない中でのミスは、理解不足や反復不足が原因のことが多いです。

ケアレスミスの改善

次にケアレスミスの場合ですが、緊張感のある状態で問題を解くことに慣れていく必要があります。

緊張感のある状態で問題を解くことに慣れるコツは、初見の問題にたくさん触れることです。

「同じ問題集を完璧にすることが合格のコツ」と受験界隈ではよく言われていますが、それは日商簿記2級までの話です。

日商簿記1級の試験に関しては+α「初見の問題をたくさん解き、合格に必要な発揮力を鍛える」必要があると私は考えています。

私は、解いたことがある問題と所見の問題を解く目的を分けて考えるようにしていました。

  • 初見の問題を解く目的は『緊張感の中で自分はどんなミスをしてしまうのか発見』するため
  • ミスした問題を反復する目的は『そのミスの改善と長期記憶への定着』のため
ぶんぶん

「問題集を解き終わった自分」をイメージすると、着実になりたい自分へ変化していきます。

最後に

「ケアレスミスの減らし方」の記事にも関わらず、マインド面について多く語ってしまいました。

「発揮力を鍛える」なんて抽象的な言葉を使って「結局気持ちの問題?」と感じた方も多いかもしれません。

しかし、ケアレスミスの改善は気持ちなくしてできないのです。

最後まで読んだのに「結局根性論かよ」とガッカリされた方もいらっしゃるかもしれませんが、簡単にケアレスミスをなくす方法なんて無いのです。

ぶんぶん

勉強に近道はありません。

コツコツできることを積み上げていきましょう。

本記事の内容が役に立てば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

低偏差値高校卒業し、社会に出て『発達障害』と診断される。
人生逆転させるため心機一転、日商簿記検定に挑戦するが、簿記3級に4回落ちて絶望。
諦めず挑戦した結果、簿記の最高峰の『日商簿記1級』と『全経簿記上級』に合格する。

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