日商簿記1級はセンスだってよく聞くけど、凡人の僕には合格できないのかな…。
そんなことないよ!簿記1級は凡人でも諦めなければ合格できる試験だよ!
ネットには「簿記1級はセンス、才能が必要」などの意見がありますが、私はそう思いません。
なぜなら私は、日商簿記3級に4度不合格になった『明らかに才能ない人間』だからです。
ネット上では、1発合格者ばかりいるように見えるので、「才能ある人しか受かれないのかな」なんて考えてしまいがちです。
しかし実際は、何回不合格になっても諦めず挑戦し続け、ようやく合格できたという人は多いです。
私も4回目で合格できました。
どうやったら凡人でも簿記1級に合格できるの?
今回は、凡人が簿記1級に合格するために大切なことを解説していくね。
努力の基準を上げる
日商簿記1級に合格できないほとんどの理由が、努力の基準が低いことです。
私は日商簿記1級の初受験時、約1500時間の勉強で28点で不合格になりました。
「一般的には1000時間程勉強すれば合格できるのに、なぜ自分はこんなに点数が低いんだろう」と、不合格を受け入れられませんでした。
しかし、偏差値40の高校卒業で今までろくに勉強したこともなく、IQも93の低スペックな人間が、普通の人の1.5倍程度がんばったくらいで合格できる訳がないということに気が付いたのです。
最終的に、公認会計士試験の問題集を使って勉強し、およそ3000時間の勉強でようやく日商簿記1級に合格できました。
4回目の受験で合格できたよ。
会計士受験生でもなかなか合格できない試験っていうもんね…。
そのくらいの努力は必要なんだね。
努力の裏付けのある自信を持つ
日商簿記1級に合格するためには、努力の裏付けのある自信が必要です。
努力をたくさんしてきた人なら、試験中に分からない問題が出たとしても、「自分ができない問題は、他の人もできないだろう」くらいの気持ちでいることができます。
私は1回目と2回目の受験では、分からない問題が出るたび不安になり焦ってしまった結果、不合格になっていました。
「自分ができない問題は、他の人もできない」と考えられる人は、合格は近いです。
強い気持ちを保ち続けるには、努力し続けるしかありません。
諦めない心
結局『諦めない心』が一番大事です。
日商簿記1級は、難関大学卒業をしている人のような、よっぽど勉強が得意な人達でない限り、1回や2回合格することは、なかなか難しいと思います。
そこで大事になってくるのが忍耐力です。
私も3回不合格になりましたが、4回目の受験でなんとか合格することができました。
一方で、私の知り合いは3回目の受験で諦めてしまい、日商簿記2級保有者のままです。
3回も受験すれば、実力は確実についています。
もう一息の所まで来ているんです。
他の受験生が撤退していく中でも、自分だけは継続して、合格を掴み取りましょう。
1年後の自分をイメージ
1年後の自分をイメージすると、勉強を継続しやすいです。
簿記1級の勉強をしていて、継続の力は本当にすごいということを実感しています。
1年前解けなかった問題が解けるようになっていたり、解答の精度が上がったりと、振り返ると本当に成長したなと思います。
今は全然だめでも、継続すればそれなりの実力はついていきます。
1年後の自分をイメージしながら、勉強を続けていきましょう。
最後に:簿記1級に数学的才能は必要はない!
誤解を恐れずにもう一度言いますが、簿記1級に才能は必要ありません。
私のように教養がなく、数学的才能がない人間でも『努力すれば合格できる資格』です。
今、「一生受かれないかも」「諦めようかな」と考えている人は、『本当にできる限りのことを”全て”やれたのか』考えてみてください。
簿記1級に5回以上挑戦して、ようやく合格を掴み取ったという人も沢山います。
そこまでしても簿記1級に合格したいという”覚悟がある人”は、是非何度でも挑戦してください。
長いトンネルでも、いつか抜けれる日は来ます。
取得できれば本当に自信に繋がるよ。
私はあなたの日商簿記1級合格を心より応援しております。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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